チームKAWA結成!!膠のフィールドワーク vol.3
とうとうチームKAWA結成です。内田共同研究の膠の研究員のMogu博士、映像担当のA女史、いつもこの二人に助けてもらっていて、というか二人に引っ張られるように調査をしてる私なんだけど。
これから二人の膠行脚を私が記録撮影していこうと思ってます。
この日も東京の墨田区にある東墨田界隈の皮革産業地域にある豚の鞣し革工場を取材調査、その後はすぐ近くの「王貞治の実家」がやっているレストランで打ち合わせを兼ねて昼食。王貞治にそっくりな男性が給仕をしてくださいました。
カツサンドが有名らしいけど、あえて、明太スパゲッティ食べたけど、ウーーーーン。
ご飯の後なのに、ビミョウな顔してるのはなんで、
チームKAWAなのでした。
佐島とお別れ
長い間、佐島の娘の家に置いてあった最後の絵4点を撤収しました。バイバイ佐島、山のようなたくさんの絵を置かせてくれてありがとう。
佐島の家のガラスと庭。
大阪浪速区、膠のフィールドワーク vol.1
2017年5月9日と10日、大阪浪速区のかつての皮革産業地域で、膠に関するフィールドワークを行いました。フィールドワークをしてくださったのは元大阪人権博物館(リバティおおさか)の学芸員をなさってらした太田恭治さん。近鉄の芦原橋駅で私たちは待ち合わせて、その後約3時間ほど周辺を案内していただきました。
秋山俊也くんの絵
俊也くん32歳の絵、これは電信柱を描いているそうですが(俊也くんはずっと電信柱をテーマに絵を描いているそうです)、私には人体のフォルムでもあり十字架にも思えてならないのです。
先日の画廊「宮坂」での個展でこの作品に魅了されてしまい、いただくことにしました。小さい絵なのに生命力にあふれて色彩も美しく、個展に一緒に行った娘がとてもこの絵を好きになってしまい、今は娘の家に飾られてます。
俊也くん16歳の時の絵。初めての個展の時の作品です。初めての個展も画廊「宮坂」でした。
ブルーのクレヨンで力強く描いたドローイングの線とフォルムに惹かれていただいた作品、私のアトリエに16年間ずっといるのです。しかもこの定位置で動くことなく、帽子をかぶったおじさんは、私の傍で仕事を見続けてくれてます。