AGURI UCHIDA

画家、内田あぐりのブログ

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

この一点 菊地養之助の「悪夢」

作品の題名は仮題である。横たわる人間に、妖怪のようなものがとりついている。まるで魂を吸い取っているかのような不気味な絵だ。背景には描きかけの間の抜けた牛のようなものや、仮面か骸骨のようなものもうっすら描かれているが、何を描いたものかわから…

カラリと晴れてほしい

アトリエにハイヒール

川越で個展 2015/4/22-6/21

これは、ずっと自分自身に言いきかせているアドバイスでもある

人の生き方はその人の心の傾注がいかに形成され、また歪められてきたかの軌跡です。 注意力の形成は教育の、また文化そのもののまごうかたなきあらわれです。 人はつねに成長します。注意力を増大させ高めるものは、人が異質なものごとに対して示す礼節です…

設営はスリリング

ムサビ美術館で開催している「絵の始まり 絵の終わりー下絵と本画の物語」への設営風景を備忘のためにアップ。 193,0cm×720,0cmの作品を上下で2点、この大きさはアトリエで全貌を見れないので、会場ではじめて見ることに。まあ、いつも作品が大きいのでそん…

東京都庭園美術館でマスク展を観る

マスク展も美術館も素晴らしかったけれど、美術館の庭の木々や隣の自然教育園の広大な森も美しかったのです。

日光スケッチ旅行

滝尾神社、光のなかで 開山堂にて 奥日光、湯川付近 「ダフネ」 二荒山神社の長い参道を下り、左に折れる細い路地をいくと、喫茶店「ダフネ」がある。ここは32年もやっている日光では老舗の喫茶店。「ダフネ」はギリシャ神話に登場する河の神の娘で、アポ…