AGURI UCHIDA

画家、内田あぐりのブログ

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

鬼の霍乱

先週から寝込んでしまった! 大学が芸祭週間で休みだったからよかったものの。 とはいうものの、昨日は点滴を病院でされるやいなや、記念にパチリ。超具合が悪いのに、こういうの心と体は裏腹っていうんでしょうかね、いい加減に自分でも呆れます。 今日は友…

10月の覚え書き「素描論のためのマドリガル」

「見えること」よりも「ものの見方」が大事とは、セザンヌやマルセル・デュシャンも、それぞれに強調していた極意ではないか。その認識は、遠くギリシアのイデアに、ヴァザーリの素描論やレオナルドのカルトンと響き合う。素描/ドローイングとは、世界を見よ…

幻の光

遅い夕食の後に、居眠りしながら見た映画「幻の光」。 主人公の祖母が「死にとうなったから、四国へ帰るんや」と言い残して駅を出て行くシーンで始まる。 その駅は国道駅という鶴見線の無人駅。 国道駅もだいぶ行ってないな、いつだったか、友人と国道駅を出…

オフの声

デフォルメし、創造してゆく記憶。 会場って一つの空間だから、そこに立ったときに作品の背後から何かが見えてくるというのは大切な要素ですよね。空間全体から圧迫されるようなライブ感というか。 従来の美術館のように額に入れた展示というのは、「きちん…

墨は幼子に磨らせ、筆は鬼に持たせよ

久々にぎっくり腰をやってしまった私を見かねた助っ人現るの図。 なんで君の方が線に勢いがあるの!