AGURI UCHIDA

画家、内田あぐりのブログ

秋山俊也くんの絵

 

俊也くん32歳の絵、これは電信柱を描いているそうですが(俊也くんはずっと電信柱をテーマに絵を描いているそうです)、私には人体のフォルムでもあり十字架にも思えてならないのです。

先日の画廊「宮坂」での個展でこの作品に魅了されてしまい、いただくことにしました。小さい絵なのに生命力にあふれて色彩も美しく、個展に一緒に行った娘がとてもこの絵を好きになってしまい、今は娘の家に飾られてます。

 

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俊也くん16歳の時の絵。初めての個展の時の作品です。初めての個展も画廊「宮坂」でした。

ブルーのクレヨンで力強く描いたドローイングの線とフォルムに惹かれていただいた作品、私のアトリエに16年間ずっといるのです。しかもこの定位置で動くことなく、帽子をかぶったおじさんは、私の傍で仕事を見続けてくれてます。

 

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