鬱金香
お仏壇にずっとお供えしていたチューリップ、枯れゆく姿がなんと美しいことか。
捨てられない。
桃の節句 2020/3/3
私が生まれた頃から毎年飾っているお雛様、もう70年も前のお雛様や調度品などです。
幼い頃はお雛様の髪飾りをはずしたり、髪の毛を梳いたりと、よく遊んでいたのを時折思い出します。
桃の節句は旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持っていると信じられていたことに由来しているそうです。平安時代からずっと続いている日本の文化なのですね。
ひな祭りは子供達に災いが降りかからないように、元気に育つようにという家族の願いを込めたお祭りなのです。
どうか、一日もはやくウイルスが終息しますように、と祈るばかりです。
記録m2・2020/3/1 コバルト・ヴァイオレット
ロンドンのピグメント屋で大昔に買った顔料のコバルトヴァイオレットが、もう残りわずかになってきたので、どうしようかと思っていた。コバルトヴァイオレットはもう製造されていなくて、同じような名前のピグメントはあるのだけど、私のイメージする色とは少し違ってヤワなヴァオレットに成ってしまった。
ヴァイオレットというか、深紅色というか、生々しい血の色がして、とても好きな色なのです。
絵具の引き出しを引っ掻き回したら、見つかった!よかったまだ少しだけで残ってて。
これも昔に買ったピグメントなんだけど、絵具箱を探すだけで半日も潰してしまった。
綺麗な色が、好きな色がどんどんなくなっていってしまうこの頃、探してみるとどうやらマイアミにある絵具やが色々と持っているようで、そのピグメント店に行きたいと思うこの頃。
マイアミかー、行ってみたいな。
ワインとB級映画の夜はさいこう。
Black Eros
黒のエロス / Black Eros 1998年 / 105,0 x 44,0 cm
mineral pigment, sumi ink, animal glue, foil and kozo-paper on Japanese paper
2020/2/23のランチ
今日のランチはスペシャルメニュー、美味しかったなー。
記録m1・2020/2
新しい作品を描き始める。
雲肌麻紙が綺麗に貼れると、背筋が伸びるよう、気持ちが良い。
膠を煮る。
エスキース、いわゆる設計図のようなもの、を柿渋を塗った和紙へ描く。