AGURI UCHIDA

画家、内田あぐりのブログ

百合

8月のお盆にお供えした百合の花。そのまま放っておいたら、枯れた姿が美しくて捨てられずにドローイングをした。

9月8日の日経新聞文化欄に載せていただいたもの、その時の百合。

 

 

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研究紀要・制作ノートのための覚書 vol.11

 

2019年2月20日撮影。

明日から2週間、メキシコのオアハカへ行かなければならない、国際交流基金と武蔵野美術大学国際交流プロジェクトの助成を受けて、オアハカのサンアグスティンアートセンターとの共催としてオアハカでの交流展と日本画木版画のワークショップの開催のためである。帰国は3月6日、それから撮影までに3週間弱。まだこの段階では作品の上部ができていない。

撮影は3月29日、9時スタート。

疲れはてて絵の傍で寝る図、あるいは後ろ髪引かれながらオアハカ行きの準備をする真夜中。

20時間のフライトとトランジットで翌朝はオアハカ

 

 

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2019年2月21日、メキシコの上空。

 

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研究紀要・制作ノートのための覚書 vol.10

 

2019年1月31日、2月1日撮影。

 

(絵を縫うことについて)

使用しているのは紙縒と生の厚口楮紙(ドーサ引きでないもの)、帆刺針、紙縒りは墨で染めている。

ドーサ液(うすい膠液に少量のミョウバンを入れた液体)で描いた生の厚口楮紙からフォルムを作り切り抜く、それに墨、黄土、朱土、などの天然の絵の具を塗布する。ドーサ液が効いている部分は紙の白さが残り、効いていない箇所は絵の具が染みて滲んだ表現となり、偶然に生まれた白と墨の表現がそこに生まれる。画面上に描いた人体のフォルムの上に楮紙をあてて、新たなフォルムを作り出す。楮紙をさらに切断をすることで人体のフォルムは解体され、その部分を縫合する。制作をしていく中で、縫う行為は肉体的にいちばん苦痛をともなう時である。

 

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